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有限会社 北斗建装

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大分市 M様 ビル屋上・バルコニー防水工事
外壁等塗装工事、内部塗装工事

2015年施工

 当社が定期的に開催している塗装勉強会に、ビルのオーナーであるM様がご参加下さいました。いずれ塗装をと検討されているとのことでした。それから1年ほど後、M様からご自宅のサッシの枠が錆びているので、見て欲しいとのご相談をいただきました。プランナーの三重野と松本でM様のご自宅に現地調査に伺いました。

 M様のご自宅は、築32年の4階建ての建物で、1Fが貸店舗、2階から4階が居住スペースになっていました。さっそく、内部のサッシ周辺の錆び状況を確認したところ、下記写真の状態でした。サッシ本体はアルミであるため錆びていませんでしたが、サッシ廻りの鉄製の枠が錆びていました。

錆の状況
施工前 施工前
 外から外壁を見ると、サッシ周辺のシーリングやサイディングの目地が劣化しており、外壁に防水性がない状態でした。
サッシ周辺シーリングの劣化 サイディングの目地の劣化
施工前 施工前
 その為、サッシ周辺の鉄製枠部分に水が浸入し、錆びが生じていました。そのことをM様にお伝えし、M様に状況を理解していただきました。また、屋上とバルコニーの防水も気になったため、確認したところ、両方ともシート防水による施工でした。屋上は、新築後一度も改修されておらず、シートの亀裂もあり、防水性が全くない状況でした。
屋上防水の施工前 屋上シートの亀裂
施工前 施工前 施工前
 バルコニーは5〜6年前に他社で防水工事が施され、再度シート防水が採用されていましたが、シートに膨れが生じている部分もありました。
バルコニー防水の施工前
施工前 施工前
 また、防水面の立ち上がりと、外壁の取り合い部分のシーリングも劣化しており、その劣化部分を通じて、シート内に雨水が浸入していることも確認されました。
取り合いのシーリングの劣化
施工前 施工前
 M様に、サッシ廻りの錆びの改善を含め、今後建物を長期に渡り健全に維持するためには、外壁塗装工事と屋上・バルコニーの防水工事の必要性をご説明し、ご理解いただきました。また、プランナー三重野の一人の見解だけでなく、更に精度の高い診断を行うために後日、塗装・防水に極めて詳しい社長の小原と塗装部門の責任者である篠田にも現地調査させていただきました。その結果、下記の見解をM様にお伝えしました。

●屋上のシート防水は既にシートに亀裂が生じている部分があり、防水性がない状態であること。
→シートを剥がし、塗膜防水を施工する。
●5、6年前に改修したというバルコニーのシート防水は、外壁とシートの取り合いのシーリングの劣化により、シート内に水が浸入しており、更にはシートに膨れが生じている。→シートを剥がし、塗膜防水を施工する。
●外壁は劣化したサッシ廻りのシーリング及びサイディングの目地から、雨水が浸入しないようシーリングの補修を行い、外壁の塗装を行う。茶系の面の外壁はサイディングであり、ベージュの面の外壁はALCパネルである。それぞれに適した塗料を選択し、補修したシーリングと外壁の保護を行う。
(参考) "ALC"とは、発泡剤で多孔質化した軽量気泡コンクリートのことである。

  【塗膜防水選択の理由】
 後述の「シート防水の欠点」(
)の説明にあるように、シート防水は信頼性が低く、耐用年数も非常に短い施工方法です。当社では、
・防水面に継ぎ目が生じず、
・防水性が高く、
・耐用年数が長く、
・施工後のメンテナンス性も高い
塗膜防水を採用しています。
 上記の内容を踏まえてお見積もり説明したところ、M様から工事の発注をいただきました。塗膜防水は、6工程からなる工法(エクセルテックス101工法)を採用しました。この工法は、補強布を貼る工程が組み込まれているため、コンクリート面に施工するにあたり、ひび割れしにくい塗膜を形成できることが特徴です。

※シート防水の欠点
 シート防水とは、複数枚のシートを接合する工法ですが、接合部から浸水しやすいという大きな欠点があります。一度シートの下に雨水が入り込んでしまうと、シートの下は陽があたらない為に、侵入した雨水が乾きにくく、下地やシートの接着面を傷め続けることになります。厚いシートの下は陽も当たらなければ風も吹き抜けませんので、水はずっと滞留し、下地であるコンクリートは常に湿った状態となります。結果、下地の劣化や接着面の劣化によるシートの剥がれ等を引き起こします。継ぎ目の有無は防水工事において、防水性能、耐用年数などに直結する大きな要素と言えます。

 乱暴な言い方かもしれませんが、シート防水という工事は、ベランダや屋上と言った平面で水の溜まり易い場所に、少し強いというだけの布を載せているのと同義で、後の劣化を考えれば、当社としてはおすすめしたくない工法です。当社では、継ぎ目が生じない塗膜防水という防水方法を採用します。

◆全景
施工前
施工前 施工前
施工後
施工後 施工後
施工後
◆屋上
施工前   シート撤去後
施工前 施工中
施工後
施工後

 施工前にはなかった脱気筒を設置しました。脱気筒とは、屋上の防水層と下地(コンクリートなど) の間に発生した水蒸気を排気するための筒のことです。水蒸気により塗膜が膨らむことによる塗膜防水の劣化を防ぐことが目的です。

◆バルコニー
施工前
施工前 施工前
シート撤去後の目地&クラックの補修
施工中 施工中
施工中 施工中
ドレン廻りの補修   施工後
施工中 施工前
施工後
施工後 施工後
施工後 施工後

 外壁との取り合いのシーリングを補修し、塗装しました。

◆サイディングの目地
施工前   施工中
施工前 施工中
施工後
施工後
◆サッシ廻りのシーリング
施工前   施工中
施工前 施工中

施工中   施工後
施工中 施工後

◆担当プランナー◆三重野

◆担当工務◆佐藤
三重野 佐藤

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