まず、鉢植えの植物と、植え込みの植物の場所を明確に分けることで、全体的にすっきりと見せる様、考えました。そこで隣家との境界にプライバシーを保護する高い塀を設け、珪藻土のコテ仕上げを施し、鉢植えの植物を飾る空間を作りました。
この飾り棚は高い塀の強度を保つ（転倒防止）役割も果たしています。コストを抑えるため、既存のレンガを一度撤去した後、再敷設し、同色のレンガで花壇として仕切り、広いガーデンスペースを確保しました。
更に、水はけを考え設けた溝にアクセントとして赤色のクラッシュストーンを敷き詰め、その内側は自然石乱貼り仕上げで、単調になりがちなレンガ作りに動きを与えています。