H様より、ご相談をいただきました。

以上3点についてのご相談をいただきました。
　 玄関木部は以前地元の職人さんに頼んで塗装してもらったそうです。しかし木部に適した塗料を使わなかった為、木部が呼吸できない状態になってしまい、みるみるうちに劣化していったそうです。それから数年で表面が剥がれた状態になってしまったとの事でした。

　木は切り倒されて建材となった後も呼吸をし、湿気の出し入れをしています。そのため、一般的な造膜型（木部の表面に膜を作ってしまう）塗料を施工すると、湿気の出し入れができなくなり内部にこもったままになり、木部が腐ってしまうのです。そこで、木部塗装には木の呼吸を妨げない「呼吸型塗料」を選択しなければなりません。
　大手企業か個人の塗装職人かに関わらず、塗装の基本的な知識すら持たないリフォーム業者は大変多いので、注意が必要です。

　広縁でゆっくりしている時の道路側からの視線が気になるという事でしたので目隠しフェンスをご提案致しました。その中でも樹脂素材で半永久的に腐らないタイプで、更にＨ様のお家に合う縦格子の物にしました。

　裏手にあるポリカ波板のバックヤードを、経年劣化が進んでいるので作り替えたいとの事でした。柱の木部とポリカの波板が湿気で傷んでいたので作り替えました。

　工事完了後、H様が「家族みんなで喜んでいます」とおっしゃって下さいました。