当社大分本店にA様がお越し下さいました。築14年経つご自宅の外壁塗装ついてのご相談でした。また、2016年の熊本・大分地震の影響で窓付近の外壁に亀裂が入ってしまったことや、瓦がずれていないかも不安なので見てほしいとのことでした。
　早速、本店店長の三重野とプランナーの吉村が現地調査し、被害状況等を見させていただきました。A様のご自宅は、屋根は陶器瓦で外壁はサイディングの仕様でした。外壁には大きくひびが入っている箇所がありましたが、シリコンで補修し塗装すれば改善できる程度でした。
　後日、お見積もり説明に伺い、当社の施工に対する考え方や施工方法、他社の間違った施工について説明致しました。内容にご納得いただきご契約をいただきました。

　カラーシュミレーションをいくつか作らせていただき色決めのご相談をしました。
　A様のご自宅は、湿気が多い地域にあったため軒天井に黒かびが見られました。施工の際、今後極力黒かびが発生しないよう、軒天井にはカビ防止成分が入った塗料を使用します。ただし、多少の黒カビは発生する可能性があるため、目立ちにくいよう濃い色をご提案致しました。

　亀裂からの雨漏りを心配したA様が以前、ご自分でシーリングを打ったそうです。見栄えを改善するために一度シリコンを剥がし、打ち直しました。

　屋根を高圧洗浄する前にＡ様が心配していた瓦を確認したところ、ずれている部分はありませんでした。

　A様邸のバルコニーの床面はFRP防水が施工されていました。FRP（繊維強化プラスチック）の上の保護塗膜が劣化していたため、FRPを保護するために4工程からなる塗膜防水を施工しました。

　完工後、追加でテラス樋の補修工事やカーポートの屋根補強工事のご依頼もいただきました。これからも長いお付き合いをよろしくお願い致します。