当社大分本店（にじが丘ショールーム）にK様より見積もり依頼のお電話がありました。ご連絡の前、すでに地元の業者さんに見積もりを依頼し、お話を進めていたそうですが、当社のチラシやホームページをご覧になり、塗装・外構・内装の改修を総合的に施工できる会社であると知り、ご相談くださいました。
　早速プランナーの都が現地調査に伺いました。お住まいの地区は2016年に起きた熊本大分地震の影響を受け、被害が多く出ておりました。K様も非常に怖い思いをされ、またご自宅の現状と被害状況に不安を感じたそうです。
　ご自宅は地元の大工さんが建てた築35年の木造住宅で、屋根は瓦棒葺き屋根、外壁は合板とモルタルの2種類が使用されていました。外壁の合板は以前、ご自分で塗装されておりましたが、特に木の反り、劣化を進めた原因になっていました。石を積んだだけの塀や石垣は地震の揺れで一部が崩れていました。
　また、温泉をひいている浴室は、冬になると大変冷えるため改修するとともに、劣化した大きな木製の窓枠を取り換えたいとの事でした。さらに、リビング廻りにデッキを作る事がご主人の夢だったという事でデッキ工事のご要望もいただきました。
　今後安心して快適に暮らせるよう、外構、水廻り、外装をしっかり改修したいというご希望に沿えるようにプランを練り、後日お見積もり説明に伺いました。内容、金額ともにご納得いただき、ご成約となりました。特に、他社と比較して当社の施工実績と見積もり内容のわかりやすさを評価していただきました。　

　崩れている石積みは解体して一から積みなおし、崩れないように隙間にはモルタルをしっかり詰めました。

　外壁の合板部分は表面だけが劣化していたため、下地を利用してサイディングに張り替えました。モルタル壁は塗装いたしました。

　浴室については、躯体の劣化がひどかった外壁上部を全て解体し、断熱材入りの新しい壁を作り、既存の窓枠より小さなペアガラス付きサッシを取り付け、断熱効果を上げました。

　デッキはリビングの掃き出し窓からそのまま出られるように取り付けました。固くて手触りの良いゴムの木を使用しました。テラス屋根はデッキにかぶせるように設置し、できるだけ雨に濡れないようにしています。