【ご相談内容】大分市主催のイベント「ひととみどり ふれあいいち」の当社ブースへ、I様がお越しくださいました。「 自宅で雨漏りがしているので、一度見てほしい」とのご相談をいただき、後日現地調査に伺いました。
I様邸は、2000年に建築された木造2階建て住宅です。新築当初から、台風時に東側から雨漏りが発生しており、その都度施工会社へ修理を依頼していたそうですが、改善には至らなかったとのことでした。その後は施工会社へ連絡がつかなくなり、お困りの状態でした。
【現地調査・原因確認】現地調査を行ったところ、主な原因は外壁からの雨水浸入であることが分かりました。外壁の施工状況を確認したところ、一部で施工方法上の問題が見られたほか、外壁サイディングの継ぎ目や窓まわりのシーリングにも施工不良や劣化がかなり目立つ状態でした。これらの部分から雨水が浸入し、雨漏りに繋がっている可能性が高いと推測できました。
更に調査を進めると、屋根板金の一部に穴が開いており、2階の天井には雨染みも確認されました。こちらはI様も気付かれていなかった箇所でしたが、屋根からの雨水浸入も発生していることが分かりました。
【ご提案内容】外壁を全面的に張り替える方法もありますが、費用負担が大きくなります。今回の調査結果からは、塗装工事と窓廻りのシーリングの打替えによって防水性能の改善が可能と判断しました。また、雨が当たりやすい窓については、再発防止のため庇を新設するご提案を行いました。更に、あわせて、屋根板金の補修工事も実施し、建物全体の雨漏り対策を行う計画としました。
後日、お見積もり内容をご検討いただき、工事を進めることとなりました。
【工事後】工事完了後は、外観がきれいに仕上がっただけでなく、長年お困りだった雨漏りの改善にもつながり、大変喜んで下さいました。今回の工事では、症状が出ている箇所だけでなく、建物全体を調査したことで、屋根の不具合も早期に発見することができました。雨漏りは原因が一つとは限らず、複数の要因が重なって発生している場合も少なくありません。適切な調査を行い、建物の状態に合わせた最適な工事内容を選択することが、再発防止のためには重要です。 |