【自然素材であなただけの家を一緒に造ってみませんか?】
自然を生かした空間づくり
有限会社 北斗建装
大分市 学園ハイツ様 給水管取替工事
2009年施工

当社が毎月開催している『大分市役所リフォーム相談会』で、学園ハイツの理事長様とお話しをする機会がありました。
近々、築30年越えの学園ハイツの給水管工事をする予定があり、業者からの見積もり検討方法のアドバイスをお尋ねになられました。

『複数の業者から相見積もりを取る場合は、一概に値段だけで決めずに、施工方法や材料の統一をはかってから見積もりを取られた方が良い』

…等のアドバイスをさせていただきました。

その時予定されていた施工方法が梁貫通方式と聞き、本来用意されている孔であればOKですが、築年数からいって耐震性に不安があるともお答えしました。
ちなみに、見積もりを取っていた業者からは一言もアドバイスはなかったそうです。

その後当社から小原(社長)、工務の松浦(一級建築士)、プランナーの亀井と重村の4名でご説明に伺いました。当社は建物の耐震性に注目し、梁貫通の施工方法ではなく露出方式を提案したところ、理事の皆様にご理解を頂き、工事をご依頼下さいました。

※相見積もりを出していた他の2社(配管の専門業者)も、同じ施工法で見積もり依頼をしたところ、2社とも当社より500万円も高かったそうです。

施工前
給水管 施工前 給水管 施工前 給水管 施工前

マンションのメイン給水管です。入替をした施工中の給水管は、赤錆などで孔が小さくなっていました。

◆共通廊下
施工中   施工後
共通廊下 施工中 共通廊下 施工後
▲各階共通廊下の配管です。   ▲箱型にして壁と同じ様に塗装しました。
施工中   施工後
施工中 施工後

耐震性に問題のある梁に孔をあけ管を通す「梁貫通方式」ではなく、管を露出させる方法を取りました。
この後、むき出しの管に保温材を巻き、新たに箱型として壁と違和感ないように処理します。

施工中   施工後
施工中 施工後
▲メイン管〜各室パイプスペースへ。    
施工中   施工後
施工中 施工後
▲メイン管分岐(各階共通)    
◆室内の給水管

バスルームやキッチンなどの給水管も全室取り替えました。既存の孔は塞いで、露出する管はカバーし綺麗に処理をしました。

施工前
室内の給水管 施工前 室内の給水管 施工前
施工中   施工後
室内の給水管 施工中 室内の給水管 施工後

施工前は洗い場と浴槽にそれぞれ水栓がありましたが、今回は1水栓とし、スッキリ仕上げました。

施工後
室内の給水管 施工後 室内の給水管 施工後

キッチン、洗面所の給水管も取替え、同様の処理をしました。

◆Pickup
エントランス 葉牡丹

学園ハイツ入口です。ハイツにお住まいの方が綺麗な花を植えたり、水を上げておられました。
心温かいマンションです。

担当プランナー:重村のコメント

理事の皆様は大変熱心で、住人の皆様の事をいつも考えながらお話しをされていました。時と共に建物が悪くなる前に手を入れ、マンションを大切にされている事に驚きました。
今回はメイン管及び各室の給水入替工事をさせて頂きました。工事途中に給水管が折れる寸前の部分を発見。鉄管内の赤錆の状態もすごかったですね。
工事は3ヶ月と長期にわたりましたが、住人の皆様ご協力で無事に終了しました。大変ありがとうございました。

お住まいになられている方のコメント

室内の給水管を入れ替えたことで、水の勢いの違いにびっくりしました。
お風呂のお湯が早くたまって嬉しいです。
洗濯の時間も短くなったり、小さな驚きがたくさんありました。

今回の工事を通して感じた事

大分にも数多くのマンションが建ち並んでいます。
年数を重ねるたびに、学園ハイツさんと同じ様に給水・給湯・配水管の老朽化でお困りのところも多いと感じます。
どの業者に聞いたらいいのか?、どのくらい費用がかかるのか不安だ…など、お困りのときはぜひ北斗建装へご相談下さい。

※基準法が改正され、耐震性が問題視されている昭和56年以前に建てられたマンション及びアパートは、工事金額もあまり掛からなくて済む安全性の高い露出工法で施工する事をお勧めします。

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