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自然を生かした空間づくり
北斗建装

大分市 O様 屋根・外壁等全面塗装工事及び軒天上張り工事

2014年施工
施工前 施工後
施工前
施工前

 当社が毎年参加している大分市工業展(2013年秋/大分城址公園)に、O様ご夫婦がお越しくださいました。ご自宅の塗装をお考えとの事で、既にO様宅に飛び込みで営業に来た業者からお見積もりをとられているとの事でした。
 工業展会場では当社がこれまでに施工してきた実績のパネルをご覧になっていただきながら、O様と塗装に関するお話をさせていただき、比較のために当社もお見積もりをさせていただく事になりました。

 後日、当社代表の小原とプランナーの衛藤でO様宅に伺い、現場調査をさせていただきました。O様のお宅は壁はモルタル、屋根はスレート瓦、軒天は木目のプリントベニヤという仕様でした。また、破風板・鼻隠しや矢切、面格子には木を使っているお宅でした。
 当初は塗装のご相談でしたが、軒天がプリントベニヤのため湿気でベロベロ剥がれている部分がありましたので、軒天の上張り工事もご提案いたしました。
 お見積り説明の際には、実際に当社がこれまでに施工した現場のお話や建築業界についてのお話をさせていただき、O様も大変熱心に聞いてくださいました。

◆屋根
施工前
施工前 施工前
施工中
施工中 施工中
施工後
施工後 施工後
◆木部
施工前
施工前 施工前
施工後
施工後 施工後

 破風・鼻隠し、矢切、面格子などの木部もしっかりと塗装させていただきました。しみ抜き・あく抜き等の下地処理をした後、透湿性のある塗料を塗布します。塗装に関する知識のない業者は木部にペンキのような塗料を塗りがちですが、木の表面に膜を作ってしまうと木が呼吸できなくなり表面の塗膜を破って水分を外に出そうとします。木部の塗装がはがれてしまっているところはほとんどがそのようなペンキ系の塗料を塗ってしまっている現場です。そして、一度ペンキ系の塗料を塗ってしまっている木には、今回のような透湿性のある塗料は塗れません。O様のお宅の木部は、幸いにもこのようなペンキ系の塗料を塗っていませんでしたので、透湿性のある塗料を塗らせていただきました。

◆軒天
施工前
施工前 施工前
施工後
施工前 施工前

 軒天部分に、見た目をよくするためにプリントベニヤを張っている現場によく遭遇します。プリントベニヤに塗装してしまうと、かえってプリント(紙)が剥がれて汚くなってしまう事が多いため、プリントベニヤの塗装はしないようにしております。このような現場の大半は新築時に見た目がかっこいいというメリットしか説明されていない、もしくは木を張るような事を言っておきながら実際はプリントだったという現場です。
 O様も新築時には木を張ってくれていると思われていたそうで、年数が経つと湿気によりプリントが剥がれた所がでてきて、初めてプリントだと分かったとの事でした。新築時に使用する建材のメリットだけでなく、リスクやデメリットになり得るところの説明をハウスメーカー側からはしっかりしてほしいと思います。(当社での新築工事では必ずプラス・マイナス両面の説明をさせていただいております)


◆担当工務◆篠田
篠田

2級建築士
宅地建物取引士
1級建築塗装技能士

 

 

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