当社ショールームにA様からお電話いただきました。大手ハウスメーカーS社で建てられた築13年の、スレートの屋根と窯業系のサイディングが使われたお住まいについてのご相談でした。
Ｓ社の特徴である付け梁や外壁等の傷みが気になり、Ａ様が塗装をどこの業者に頼もうか迷っていたところ、以前当社で施工させていただいた同僚の方から「北斗さんだったら間違いない」と当社を紹介されたそうです。

早速現地調査にお伺いすると、A様が気にされていた付け梁はシートが剥げており、補修が必要な状態でした。また、目地部分の劣化が著しく、場所によっては既にバックアップ材が見える程の亀裂が生じておりました。
付け梁、目地などはしっかりとした知識に基づいて適切な施工が必要な個所です。特に、付け梁などは軟質塩ビ鋼板と呼ばれる特殊な建材を使っており、Ｓ社の下請けを主にしている塗装業者でもほとんどが適切な施工方法を知らず、塗らないままにしたり付け梁の取替えが必要である等と言っているケースがあります。（実際は、しっかりと下地処理をし、専用の下塗り材を使用すれば問題なく塗装が可能な個所なのですが…）
そのようなＳ社の建材の特徴をふまえた上で、最適な施工方法を丁寧にご説明させていただきました。Ａ様は熱心に聞いて下さり、しっかりと当社の説明にご納得いただき、ほどなく、ご発注下さいました。

施工後、「分かりにくいと思っていた塗装を素人にも分かりやすく丁寧に説明してもらって、『北斗さんなら大丈夫だ』と信頼が置けた」とのお言葉をいただきました。