大分のリフォーム・増改築、塗装、防水、エクステリア・外構、耐震補強工事……自然素材を生かした空間づくり

有限会社 北斗建装

自然を生かした空間づくり  

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大分市 N様邸 屋根・外壁等全面塗装工事、玄関屋根改修工事
テラス屋根改修工事

2017年施工
施工前 施工後
施工前
施工後

 当社大在ショールームで開催した塗装勉強会に、N様がご参加下さいました。塗装勉強会は、プランナーの三重野が講師を務めました。
建築業界、塗装業界の工事に対する姿勢→当たり前の正しい工事をしてくれる業者は少ないことなど
各種屋根材の特徴と施工方法について
各種外壁材の特徴と施工方法について
屋上やベランダ等の防水の施工方法
適切な見積書はどうあるべきか
正しい業者の選び方
 などについてお話させていただきました。N様は非常に熱心に講義をお聴き下さり、いくつかの質問もいただきました。勉強会後の個別相談において、ご自宅の塗装工事のお見積もりをご依頼いただきました。

 後日、三重野と辻で現地調査に伺いました。N様のお宅は築40年の木造2階建てで、屋根はセメント瓦、外壁はモルタル壁の住宅でした。現地調査において、N様ご夫婦と一緒に、瓦と外壁等の状態を一つ一つ見て行きながら、施工方法の大まかな説明をさせていただきました。
 見積書が完成した後、再度お伺いし、1時間30分程度かけて施工方法の詳細をご説明させていただきました。塗装勉強会と現地調査である程度のご説明をさせていただいていたため、見積もり説明では内容をすぐにご理解下さいました。弊社の施工内容を信頼頂き、快くその場で工事のご発注を頂きました。

施工前
施工前
施工後
施工後

施工後

◆セメント瓦の塗装
施工前
施工前 施工前

施工中◆下塗り後
施工中 施工中

施工後
施工後

施工後

 N様のお宅の屋根は定期的に塗装を行ってこられていたため、築年数が40年の割に瓦の傷みが少なく(巣穴が少ない)、塗装後は大変きれいな仕上がりとなりました。ただし、一部の鬼瓦が非常に傷んでいたためモルタルで補修し、傷みを目立ちにくく致しました。

◆玄関屋根の改修

 玄関屋根は銅板の横平葺きでした。屋根勾配がほとんどない状態で横平葺きを施工していたため、銅板の重なり部分からの雨の吹き込みが原因で雨漏りしておりました。また垂木、天井板が腐食しておりました。プロを名乗る建築士であれば、このような勾配で設計すべきではなく、雨漏りについての知識不足が露呈した設計と言えます。

施工前 垂木と天井材の腐食
施工前 施工前 施工前

 横平葺きをするには、屋根勾配が最低でも3寸勾配必要です。(3寸勾配とは、水平方向に10進み、そこから垂直方向に3進んだときの勾配です。)本来は3寸勾配以上の屋根に改修して再度横平葺きをしたいところでしたが、既存の玄関屋根と1階屋根の軒天井の間のスペースがほとんどない状態でしたので、それは不可能という判断を致しました。そこで、可能な限りの屋根勾配となるよう屋根下地を改修して、縦平葺きの板金屋根と致しました。横平葺きの方が見栄えはよいのですが、今回の場合は少ない勾配でも施工可能な縦平葺きを採用せざるを得ませんでした。

施工中◆屋根下地の作り直し   施工中◆天井板の張替え
施工中 施工中
施工後◆縦平葺き板金屋根
施工後
◆玄関木部の塗装
施工前   施工後
施工前 施工後
◆小庇の塗装

 小庇の板金と外壁の取合い(境目)の部分から台風などの際に吹き込んでくる可能性があります。その取合いにはシーリング(変成シリコンを打つ)ことで雨水の侵入を防ぎます。その後に変成シリコンが紫外線で傷まないよう紫外線カットの目的で塗装を行っています。小庇以外にも出窓やサッシでも同じことが言えます。 塗装工事は屋根や外壁に塗装して建材を保護することだけが目的ではなく、小庇、窓回り、フードなどの取合い部分をシーリングし、雨の侵入を防ぐことも非常に大事な作業です。

施工後
施工後
◆雨戸の塗装
施工前   施工後
施工前 施工後

◆テラス屋根

 テラス屋根の左右の端にある垂木や桟木といった木部が雨で傷まないように工夫をして欲しいとのことでしたので、左右に板金を取り付け、それら木材を雨から守れるように致しました。また、テラス屋根骨組みの塗装とポリカーボネートの波板の張替えをすることで非常にきれいになりました。

施工前   施工後
施工前 施工後

 当社の塗装勉強会は、他社の勉強会とは全く異なるものです。他社の勉強会は、塗料の商品説明や新商品の案内などを表向きの名目としていますが、実際は集客を目的としており、囲い込みといった営業手法をとるための手段となっています。商品説明は過度な効果を謳っており、また塗料や塗装の基本的な説明ですら間違いだらけという現状です。
 当社の塗装勉強会は、建築業界や塗装業界のモラルの欠如、それに対する当社の見解、また、屋根材や建材の長所や短所、それらに対する適した施工方法や注意点などを具体的に説明しております。
 本勉強会は、一般の方にも正しい知識をつけてもらい、ご自分の財産である住宅をご自分で守り、正しいメンテナンスを施して住宅の寿命を長持ちさせてもらいたいと考えて開催しています。参加者が業界の姿や施工に関わる基礎知識を身につけて頂くことで、いい加減あるいは悪質な業者から身を守り、正しい業者を選んで頂くことが主の目的となっています。

◆担当プランナー◆三重野

◆担当プランナー◆辻 ◆担当工務◆佐藤
三重野 辻 佐藤

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