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有限会社 北斗建装

自然を生かした空間づくり  

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大分県大分市 N様邸 雨漏り解消、外壁等塗装工事
バルコニー防水工事

2020年施工
施工前 施工後
施工前
施工後

 2002年に地元工務店で新築されたN様のお宅では、ここ最近風の強い日にLDKの天井の複数個所から雨漏りが生じるとのことでした。
 N様宅は、屋根は陶器瓦で外壁はサイディングボードが使用され、広いバルコニーはFRP(Fiber Reinforced Plastics 繊維強化プラスチック)防水が施工されている造りでした。

 風が強い日に2階には雨漏りせずに1階のLDKのみ雨漏りするとのことでしたので、外壁からの雨漏りの可能性が高いと考えました。

【原因と思われる要因1】
1階と2階のサイディングは異なるデザインが使用されており、その継目の部分に幕板が張られています。幕板と外壁の取合いのシーリングが傷んでおり、その取合いから入った雨水が、サイディングの継ぎ目を通して壁内に浸入している可能性があると推察しました。

施工前

※幕板が付いているお宅では、その継目が原因となる雨漏りが大変多く見受けられます。
対処:幕板と外壁の取合いのシーリングを補修する。(シーリング材を紫外線から守るために、シーリングの後に塗装を行う。

施工前←シーリング補修後

【原因と思われる要因2】
施工前
サイディングの目地のシーリングが傷んでおり、シーリング材がほとんど残っていない部分がありました。それにより、雨水が壁内に浸入した可能性があります。
対処:目地のシーリングを補修する。

【原因と思われる要因3】
バルコニーのFRP防水の状態を確認するとFRPを紫外線等から保護するための塗膜が非常に劣化しておりました。
また、FRPの下地である合板に雨水が浸入したと思われ、合板が傷んでいる(張り替えるほどではない)部分がありました。
その原因は、外壁と笠木の取合いに大きな隙間があり風が強い場合は、雨水が浸入する可能性が高いと考えました。

施工前 施工前

対処:バルコニーの内側と外側の外壁と笠木の取合いをシーリングする。

 また、床面と立ち上がりの境目に亀裂が生じており、N様ご自身でシーリングしている部分がありました。

施工前 施工前

対処:亀裂が生じているもののFRP防水の下地である合板が極端に腐食していなかったため、ひび割れ部分のシーリング補修を行いました。ひび割れがない場合は、4層からなる塗膜防水でFRP防水を紫外線等から保護するのですが、ひび割れが一部生じていたことと、下地合板が若干傷んでいることもあるため、不織布を途中に挟む6層からなる塗膜防水(下地であるFRPにひび割れが生じても、不織布におり塗膜にひびが生じにくい)でFRP防水の保護を行いました。
 上記工事により、雨漏りは解消されました。

◆バルコニー防水工事
施工中★不織布の施工   施工後
施工中 施工後
◆外壁等塗装工事
施工前
施工前 施工前
施工後
施工後 施工後
◆1F意匠性サイディングの塗装
施工前   施工後
施工前 施工後

◆担当プランナー◆三重野 ◆担当工務◆岩前
三重野 岩前
  2級建築塗装技能士

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