Ｎ様から当社の大分本店（にじが丘ショールーム）にお電話をいただきました。ご自宅の塗装工事と外構工事のお見積もりをご依頼いただきました。早速、プランナーの三重野が現地調査に伺いました。
　Ｎ様宅は、14年前にＢ社で新築された、屋根・外壁共にガルバリウム鋼鈑の造りの建物でした。

　今回のご依頼内容は次の通りです。
【塗装】
・外壁の色褪せなどが著しいため、屋根を含めた塗装工事を行いたい。
【外構】
・2台用カーポートを設置したい。
・デッキの前に駐車場を増設し、1台用カーポートを設置したい。

　Ｎ様は新築された後、外壁のガルバリム鋼鈑に浮きが生じるなどの不具合があったため、複数回のアフター工事をＢ社に依頼されたそうです。しかし作業が丁寧とは言えず、仕上がりも悪かったため、今後のメンテナンスやリフォームはB社ではなく他社で行いたいと考えるようになったとのことでした。

　今回は、当社以外からも相見積もりを取られておりました。提案内容、費用、工事への取り組み方等について、当社を信頼してくださり、工事をご発注くださいました。

　屋根は黒色のガルバリウム鋼鈑であったため、夏場は非常に高温になり、室内もかなり暑くなるとのことでした。屋根には、夏場の屋根の温度の上昇を軽減するために、白色の遮熱塗料を塗装することを提案致しました。
　屋根は外から見えにくいため経年により汚れが多少付着しても気にならないだろうとのことで、Ｎ様もご納得されました。遮熱塗料は、色の違いで遮熱効果が変わり、白色が、遮熱塗料の中で最も効果が高い色です。外部から見えやすい屋根によく使用される、茶色などの濃色の遮熱塗料の場合、遮熱効果が低いため、体感で遮熱効果を感じることはまずありません。
　工事後、「2階の室温が高くならなくなりました。もっと早く工事すればよかったと思うほどです。」というご感想をいただきました。

　Ｎ様宅には広いバルコニーと狭いバルコニーがあり、FRP防水が施工されていました。FRPを保護する塗膜が劣化しているため、4層による塗膜防水でFRPを保護する必要性をご説明しました。