自然を生かした空間づくり
有限会社 北斗建装

 大分市 N様邸 屋根・外壁等全面塗装工事及び花壇改修工事

2013年施工
施工前   施工後
施工前 施工後

N様が当社のショールームにお越し下さいました。N様は、当社が互助会指定店にご指定いただいている職域にお勤めで、当社が職域で定期的に配布させていただいているチラシをご覧になって、ご相談にきて下さいました。
お住まいが築10年を過ぎ、そろそろ塗装を考えているという事でした。早速、当社代表の小原とプランナーの中野で、現地調査に伺いました。
壁面は、西日の強い西側の壁の目地が紫外線でパックリ割れており、日の当たらない裏側は壁にコケが生えていました。屋根はセメント瓦で、色があせてしまっていました。帯や雨樋、窓廻りも劣化しており、塗るべきだと判断しました。ウッドデッキもそろそろメンテナンスが必要な時期がきておりました。

塗料は塗る場所、塗る建材によって適材適所選ばなくてはなりません。また、場所や建材によっては施工方法に工夫が要ります。
その工夫をきちんと理解して正しく施工している業者は悲しくなるくらい少ないのが、この業界の実情です。
セメント瓦にしても、サイディングにしても、軒天や雨樋や窓廻りを塗るにしても、その建材の特性を知り、それに合った塗料を選択するという「当たり前の事」ができていない業者がほとんどなのです。
リフォームのリフォーム(他社が間違った方法で施工し、その結果でた異常を当社がリフォームし直して解決していく事)のご相談が当社はとても多いのですが、そのたびに私たちは建築業界のいい加減さに腹が立ち悲しい気持ちになります。少し考えればそれが間違った施工である事がわかるだろうという事ばかりなのです。
私たちは、新たな生活にわくわくする筈のリフォームで、悲しい思いをするお客様が少しでもいなくなる事を願って、日々仕事をしています。新聞各紙にこのような考えを載せさせていただいたり、お家を守る正しい選択をお客様ご自身ができる様になる事を目的とした『塗装勉強会』を定期的に開催する事で、少しでも現状のモラルのない建築業界に抗っていこうと活動しています。

お見積もり説明では上記のような、建築業界の現状と当社の考え、N様のお家の建材についてとそれに対応した施工方法を丁寧にご説明させていただきました。真剣にこちらの話に耳を傾けてくださり、そのまま工事のご発注をいただきました。
◆屋根
施工前   施工中
施工前 施工中
    ▲セメント瓦用の下塗り材を塗ります。
施工後
施工後
▲お家を強い日差しや雨、風からも守る屋根をしっかり保護できるよう塗装を施します。
◆軒天・帯
施工前   施工後
施工前 施工後

施工前   施工後
施工前 施工後

軒天や帯部分は湿気がたまりやすいので、透湿性のある塗料を選択します。透湿性がなければ膨れが出てしまうのです。場所に応じて塗料を適材適所選びます。

◆目地
施工前   施工中
施工前 施工中
▲コーキングは紫外線に弱く、そのままでは3年〜5年で縮んでパックリ割れてしまいます。   ▲紫外線による縮みが最低限で済むように施工します。使用するシーリングの種類の選択も重要です。
施工中
施工中
▲上から塗装できるシーリングを選びます。塗膜を被せることで紫外線から保護します。
◆窓廻り取り合い
施工中
施工中

サッシ廻りからの雨漏りはよくお客様からご相談を受けます。傷んだコーキングから雨が浸入するのです。塗装の際はサッシ廻りの取り合いはコーキングを打った上からしっかりと塗膜を被せることで取合いを守り、雨の浸入を防ぎます。

◆ウッドデッキ塗装
施工前   施工後
施工前 施工後
▲無垢の木は3〜5年に1度、メンテナンスすることで長持ちします。  

▲木部塗装には木の呼吸を妨げない塗料を選ばなければいけません。木は切った後も呼吸し続けます。呼吸ができない塗料を選べば、塗膜が爆裂したり木の傷みが激しくなるのは想像がつきます。

◆花壇改修工事

塗装の工事が完了し確認にうかがった際、花壇についてのお悩みをご相談くださいました。「車を駐車する時に花壇の角に当たりそうになるのがいつも怖い」とのことでした。
花壇の角を削り、丸みを帯びた形にレンガを積むことをご提案しました。

施工前   施工中
施工前 施工中
   

▲ガーデニングの好きな奥様が大切にされている植物を傷めない様、気をつけながら施工しています。

施工後
施工後

緑によく合う色のレンガを選ばれました。お花が咲くとなお素敵な花壇になるでしょうね!楽しみです!
地面の補修の際には、車が少しでも停めやすいようにと、きつい勾配が少し緩やかになるように施工しました。

塗装、外構、リフォーム、それぞれの専門の社員を抱えている当社はお家のお困りごとをなんでも解決する「かかりつけ医」のような存在でいられたらと考えています。「お家のことで困ったらHOKUTOに相談すれば大丈夫」と安心してご相談していただけるHOKUTOであり続けたいです。
N様からは施工後に改めて感謝のお言葉をいただきました。こちらこそ工事中の現場チェックにお伺いする度に温かく迎えてくださり、本当にありがとうございました!



◆担当工務◆篠田
篠田

2級建築士
宅地建物取引士
1級建築塗装技能士

 

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