当社が毎年出展している、『おおいた 人とみどり ふれあいいち』の会場にA様がご来場くださいました。

　ショールームに行くのは少し敷居が高く感じていたが、このイベント会場であれば寄ってみようかと、当社のブースに足をお立ち寄りくださったそうです。お話を伺うと、当社の本店の近くにご自宅があり、以前より当社のことをご存知で、いつか相談してみようと折り込みチラシ等もご覧になってくださっていたとのことでした。
　ご自宅は築20年以上たち、そろそろ外装のメンテナンスが必要ではないかと思われていたそうです。イベント会場では、外壁の傷みと駐車場の壁が気になっているというご相談をいただきました。

　早速現地調査に伺いました。
　ご自宅はS社で建てられた、木造2階建ての日本家屋で、屋根は陶器瓦葺、壁はモルタル壁にスキンを吹き付け塗装で仕上げた造りでした。
　玄関を始め、化粧の木柱を見せ、広縁部分は銅板葺の屋根を広く出しており、意匠性の高い住宅でした。

　全体に大きなひずみや、雨漏り等の不具合は発生しておりませんでしたが、ご相談いただいていた通り、外壁は新築時の塗装が防水性の無い誤った施工をしており、防水の為にも、適切な塗装をした方が良い状態でした。
　また、駐車場・アプローチの階段廻りに亀裂や化粧のコンクリート板が滑落しているなど、補修が必要な状態でした。長年の風雨による経年劣化もありましたが、数年前の大きな地震で接合部に亀裂が生じたのではないかと思われました。

　調査の結果をもとに、外壁の塗装、及び駐車場周りの滑落した部分の修繕、階段廻りの花壇の積み替え、階段の乱形の張替えについてご要望も反映させた上でお見積もりを作成し、ご提案致しました。

　ご自宅の現状と、今後の保護のために必要な塗装の方法、また外構の修繕方法についてご説明し、内容にご納得いただき工事のご発注をいただきました。